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【大阪】街が浴びるように酒を飲んでいる【酒神の住まう府】

500円玉を限界まで詰め込んだ貯金箱を開放したら75500円も貯まってたので、ずっと行ってみたかった大阪に行ってきました。一泊2日、新幹線の旅。

 

●目的

・ひたすら酒を飲む

・新世界に行く

・西成に行く

・梅田の地下ダンジョン探索

 

なんとか全て完遂できました。感無量です。

昼から飲んでも罪悪感を全く感じさせない、飲んべえに優しい街。控えめに言って神の街。天国に一番近い府です。

 

新大阪に昼間到着後、大阪駅へ。

大阪駅と梅田駅は歩いて行けるというか、地下で繋がってるんですねー。

 

ずっとどこかしらを工事してるもんだから、行くたびにその姿を変える梅田の地下街。一部では「トルネコの不思議なダンジョン」とも言われているそうな。

 

で、友人のダンジョンマスターに任せてたどり着いた梅田第3ビルB1Fの飲み屋ゾーン。B2Fにも同じ構造で飲み屋が並んでいますが、ビールを飲むなら断然B1Fが安いみたいです。

初見でソロだと1000%見つけられなかったでしょう。笑

 

190円という生ビールの値段も驚愕だけど、11:00オープンというのにも唖然としました。

さらにオープンから19:00までがハッピーアワー。クッソ長い。ヨーロッパの白夜のよう。笑

夢の国でしかない!!!

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店の名前は失念しちゃったんですが、周りの店もだいたいこんな値段設定。割といい感じでノドを潤しました。どて焼きうめー。

 

気分が良くなったところで一路、新世界へ。動物園前駅から歩くこと3分。

龍が如くで見たような原色ギラギラの世界がとても可愛らしい。

昼間から酒を煽ってるおっさんだらけなので、なんかとても安心しちゃいます。

通天閣を遠くに見ながら

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24時間営業の串カツ屋のお祭り感に驚き

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商店街をウキウキしながらしばし散歩。

どこを見渡しても居酒屋だらけで、感動しっぱなし。

 

そして新世界から歩くこと10分ちょい。

居酒屋カラオケだらけの商店街を抜けると見えてくる日本の暗黒街、西成。

私の目が黒いうちに絶対見ておきたかったエリアです。

 

思ったほど治安が悪くはなかったですが、バカにするとか笑い者にするような目的で行くのはやめたほうがいいです。基本的に観光客は我々以外いませんでした。

とにかく、街の人全体の精気を失った感じがたまらなく侘しい。ただ生きるためだけに生きているような、一度ハマると抜け出せない蟻地獄のような虚無感と、どうしようもなくなって辿り着いた人間全てを受け入れる、底の見えない度量を併せ持った不思議な区画でした。

とても写真をバシャバシャ撮れる雰囲気ではない場所、という言い方が本当にしっくりきます。

宿場の一泊一室800円という信じられない看板を見た瞬間、市橋容疑者の潜伏先だった訳だ、と妙に納得してしまいましたものね。

 

まーそれでも私も人生が何ともならなくなったらここに住もう。そう思わせる謎の引力があります。

 

で、地元民に愛されているであろう立ち飲み屋、難波屋へ。西成で唯一撮れた写真↓

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ビール一杯250円、ハムエッグ300円、カレーライス300円、エビの天ぷら200円、黒豆250円。。えっ、黒豆の方がエビ天より高い!笑

いや、そーゆーことじゃない!全部安すぎる!!

 

ぱっと見20種以上ありそうなメニューの豊富さもさることながら、とにかくほとんどの商品が300円以下。衝撃ですね。

 

そして常連さんのような人もいるにはいるが、楽しく会話している人は誰1人いない。シーンと静まり返った店内で聞こえるのは、黙々と酒をすする音、レンジのチンする音、テレビに映る地元のCMソングのみ。静寂が生み出す緊張感にさらされながら、酒をひたすら煽るしかない、といった状況です。

 

憩いの場というよりもむしろ、西部劇のバーに余所者が入ってきたときのようなピリピリ感。飲んでいるはずのアルコールが引いていくような感覚さえ覚えました。馴染むのには時間がかかりそうです。それでも次回もチャレンジしたいお店ですね。

 

その後天満で2件ほどハシゴ酒。

食品の卸会社が多い街らしく、ものすごい活気に溢れた場所でした。

当然酔っ払いだらけ。たまりません。

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天満酒蔵は地元で行きつけの居酒屋に雰囲気が近く、とても居心地のいい空間でした。

だいたい何頼んでも美味しいし。圧倒的な実家感が最高にツボです。

 

街全体としては新世界や西成よりも綺麗目で、若者とおっさんが共存できるようなデザインになってる気がします。思った以上にとっちらかってない、といった印象でした。

この後の記憶がほぼ無いので、宿泊場所に無事に帰れたのでしょう。笑

たしかシャワーからも焼酎が出てきました(大嘘

 

で、一泊して新幹線で帰る間際にどうしても行きたかった梅田のお店へ。

東京にもあるらしいんですけどね。ローマ軒というとこへなんとかたどり着けました。

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こちらは各テーブルごとにビールサーバーがあり、30分600円で飲み放題という神でも降りてきたんじゃないかってシステムが魅力。

 

とはいえ、午前11時に二日酔いで無理やり特攻したもんだから、2杯しか飲めず。。自分の酒力の無さに歯がゆさすら覚えます。

それでも一杯300円だから、十分すぎるほど安いんですけどねー。

仕事終わりにこんな店があったらサイコーですよね。私の地元にはまだ存在しないので、是非とも早く上陸してほしい!と切実に思いました。

 

【総括】

あっという間に過ぎて行った大阪の楽しい時間ですが、絶対にまた行きたいと思えるとても良い街でした。

結果5~6件の居酒屋に入って、合計で1人1万円使ってないですからね。こんな安上がりなハシゴ酒したことないですよ。

 

お好み焼きも、たこ焼きも、串焼きも、名物らしいものは何一つ食べてませんけど。笑

本当にサイコーでした。

 

あと帰りのお土産は551の蓬莱饅頭と焼売セット。これマストです。