AirPodsが値段以上に神がかっていた件
値段の高さに尻込みしていたAirPodsですが、普段使っていたブルートゥースイヤホンが断線したので、正月の変なテンションに任せてノリで購入してみました。
始めの設定は、ケースを開けて、接続するボタンを押すだけ。
あとは充電機能付きケースから出して耳につけるだけで、勝手に電源がオンになります。いちいち電源ボタンを長押しして・・・といったような煩わしいアクションが無くなる、画期的な仕様ですね。
更に下部についた極小マイクでそのまま通話できます。着信があったらイヤホン本体をダブルタップするだけでOK。これマジで便利です。
街中で電話持たずに耳からうどん出して喋ってる人がいたら、その人は宇宙と交信しているわけではなく、誰かと電話していると思っててください。笑
ちなみにiPhoneの設定>Bluetooth>AirPodsから、ダブルタップ時のアクション切り替え(再生、一時停止、Siriの呼び出し、トラックの戻し、送りなど)を左右別々に設定できます。これも死ぬほど便利。
また、失くしても「iPhoneを探す」を有効にしていれば、ある程度の場所まで追えます。これも何気に素晴らしい機能ですね。
完全に紛失した場合は、Apple Storeで6800円で再購入できるみたいです。なんか安く感じちゃいますが、よく考えたら高いですね。笑
再生時間も5時間とBluetoothイヤホンの中でもかなり長い部類。充電ケースに戻せば最大5回までフル充電できるので、5*5の25時間は聞けるという。充分すぎますね。
ケースへの充電はライトニングケーブルなので、iPhoneユーザー的には超便利です。
で、ここまで機能が充実してると音質はそんなでもないんだろうなーとそこまで期待してなかったんですが、完全に良い意味で裏切られました。
とりあえずよさげな音響機器を入手したら、私は必ず一発目にかける曲があります。この曲の聞こえ方がいいか悪いかでブツを判断するっていう。
思わず目をつぶっちゃうくらいいい音。
レコーディング中のスタジオにいるかのような臨場感。これは鳥肌もんでした。
開放型のヘッドホンをしているかのような抜け感に、顔の芯で響くビート。音量をガンガン上げても全くうるさいと感じない音質(音が悪いと大音量で耳が痛くなったり耳鳴りしたりする)は、今まで何度も聞いていた曲の聞こえてなかった音やエフェクトをしっかり拾ってクリアに届けてくれます。
しかもこんなに音質が良くて開放感があるのに、ほとんど音漏れしないのはすごいです。設計者に会ったら思いっきりハグしたい。密閉型ヘッドホンの構造を持ちつつ、開放型ヘッドホンの音質を創り出すって。。マジ神っす。
街中をこのクオリティで音楽聴きながら歩けると、散歩がより楽しいものになりそうです。風景と音がしっかりシンクロしてくれます。
私は以前から「物のクオリティは2万を超えたあたりから急激に上がり始める」という持論を持っているんですが、今回もまさに持論通りの結果になりました。
イヤホンに2万オーバーも出せるかー!なんて考えていた時期もあったんですが、AirPodsはもはや「音を鳴らすための道具」というイヤホンの概念を軽く飛び越えていった印象を受けました。
設計者が初めにイヤホンの嫌なところあるあるを一個一個箇条書きにして、それを丁寧に1つずつ全部潰して産み出したのではなかろうか。そのくらいノンストレス。
音楽好きなiPhoneユーザーは、もうこれマストアイテムだと思います。耳からうどん出すのに耐えられれば、ですが。笑
早くも今年買って良かったものベスト1位に躍り出ました。このまま1位で今年を超えそうな勢いです。
Apple AirPods 完全ワイヤレスイヤホン Bluetooth対応 マイク付き MMEF2J/A
- 出版社/メーカー: Apple Computer
- 発売日: 2016/12/14
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